太洋舎

よくある質問

ドライクリーニングとは水を使わずに「溶剤」を使用する洗い方をいいます。
溶剤は液体ですが、丸洗いのように「じゃぶじゃぶ」洗っても衣類を傷めることもなく縮むこともありません。しかし最近の衣類にはこの溶剤に対応できないものや、付属品が破損することもあり、事前の注意が必要です。

クリーニング店で使われている洗剤は市販の洗剤より「洗浄力」があります。また洗剤の他に、助剤として「酵素」「メタ系」「漂白剤」といったものを混合し更に洗浄力をアップさせます。また家庭ではできない温度調節が可能ですから、30度~65度といった温度をわけることにより衣類にあった洗浄が可能なのです。

家庭でアイロンをかける際のアドバイスをお教えします。ワイシャツ等は濡れたままアイロンで乾かそうとすると「コゲ」てしまいます。どうしても乾かしたいときには、強くあてずにアイロンをこするようにして徐々に乾かしていきます。するとコゲをつくことなく綺麗に仕上がります。但し基本的には、スプレーなどで湿らせて使って下さい。ポイントは「衿」「前身頃」「カウス」この3点をかけるだけでも十分に綺麗になります。ですがプロに頼むことがもっとも安心で綺麗に仕上がりますよ。・・笑

濡れたものをそのまま乾燥機でまわすと縮むことがあります。ですからある程度、乾燥機で乾かした後に自然乾燥する事をお勧めします。また小じわは乾燥機でまわすと綺麗にとれますので是非お試し下さい

“ウールマーク”のついた衣類は家庭での洗濯はお避け下さい。最近ウールも洗えるといった洗剤が流行っておりますが「縮んでしまった」というお客様が店頭にご相談に来られます。
基本的に縮んだウールを伸ばすことはできません。やはりウールはドライで洗うことをお勧めいたします(ドライとは溶剤で洗うこと)

クリーニング店から戻ってきたら袋から出して陰干しすることをお勧めいたします。
袋は運搬用であり保管用ではありません。クリーニングに出した衣類でも「カビ」が発生することもあります。クローゼットにしまうには、陰干し後、「防虫剤」と「湿気取り剤」をまんべんなく置き、品物同士を詰め込まないで風通し良くすることが大切です。梅雨時などは特に注意し、クローゼットのドアを開け、通気性を保ちましょう。

デリケートなものはネットに入れてください。ネットには折りたたんでいれます。ネットの中で衣類が遊ばないよう小さめのネットにしましょう。洗濯機の中でもまれることが少ないため衣類が型ぐずれや小じわ防止になります。ただし洗浄力は下がりますので汚れがひどい衣類はお勧めいたしません。